市長ブログ(令和7年)

清野市長

 先日、国土交通省関東運輸局長の藤田氏が秩父市を訪れ、秩父市の交通事情を直接視察する機会を賜りました。秩父市を代表して、藤田局長を温かくお迎えしました。

関東関東運輸局

 今回の訪問では、交通渋滞問題や、秩父鉄道の影森駅から三峰口駅間の利便性向上について、関係機関との意見交換が行われました。
 
 藤田局長は関東運輸局長として、全国の各地で地域住民の交通手段の確保に努めておられます。何事にも挑戦する姿勢を大切にされており、私たち秩父市もこの精神を胸に、秩父の交通体系の向上に向けて、共に力を合わせていきたいと考えています。
 
 今後も、関係機関と連携しつつ、交通インフラの整備を一層推進してまいります。

関東運輸局

2025年9月18日

 9月15日(月)には、一般社団法人秩父青年会議所が主催する「防災体験基地ソノトキ~百見は一験にしかず~」に参加させていただきました。このイベントは、秩父郡市内の小学生とそのご家族を対象に、楽しみながら防災について学ぶことを目的としたものです。イベントは多彩な内容で構成されていましたが、特に印象に残ったのはVRの火災避難体験です。まるで本当に火災が発生したかのような臨場感があり、子どもたちも真剣に避難方法を学んでいました。また、秩父で想定される地震を体験するコーナーでは、実際に揺れを体感することで、いざという時にどのように行動すべきかを考えるきっかけになったようです。

防災

 さらに、フードロス削減のための炊き出し実食体験や被災地支援体験も行われ、参加した子どもたちは楽しみながら、支える側の気持ちを学ぶことができたと思います。自衛隊の給水車での水分補給や、消防車両の展示、はしご車の放水実演もあり、貴重な思い出になったことでしょう。このような楽しいイベントを通じて、子どもたちが防災について学んでいる姿は本当に素晴らしいものです。「楽しむこと」と「学ぶこと」が両立することは、まさにフェーズフリー(備えない防災)の考え方に合致しています。防災知識を身につけることが、将来的には自分や周りの人を助ける力になっていくことに期待しています。

2025年9月17日

 9月14日(日)は、第73回秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会が開催されました。秩父地域の美しい自然を背景に開催されるこの大会は、「スポーツの宮様」として親しまれている秩父宮家から「秩父宮杯」を下賜し、昭和28年から続く伝統ある大会です。参加選手たちの力強い走りと熱い競り合いが繰り広げられました。特に、秩父ならではの起伏に富んだコースは、選手にとって挑戦であり、多くのドラマを生む要素となりました。

自転車

自転車

 今年の大会には県内外から485名の選手が参加し、特に高校生上級の団体部門では大宮工業高等学校が見事に優勝を果たしました。彼らの活躍に心から拍手を送ります。また、多くの選手が自らの限界に挑戦する姿は、私たち観戦者に勇気と刺激を与えてくれました。

 

 私の地元である大田地域でスタートとフィニッシュが設けられたことを大変嬉しく思います。これまでも選手たちの活躍を沿道から見守り、熱い声援を送り続けてきました。今回は、皆さまを秩父市の代表者として心からお迎えする立場となり、大会に関わるすべての方々に感謝し、選手の皆さまへ精一杯のエールを送りました。

表彰

 大田小学校では地元特産品の販売も行われ、選手や観戦者に秩父の魅力を感じていただく絶好の機会にもなりました。地域の皆さまの協力と温かいおもてなしが、この大会を特別なものにしていると強く感じました。また、大会の成功には、キヤノン電子株式会社様を始めとする企業や団体、地元の高校やスポーツ協会の皆さま、そしてボランティアの方々のご協力をいただきました。心より感謝いたします。すべての選手の皆さま、運営スタッフ、そしてサポーターの皆さまに重ねて感謝を申し上げ、また来年の大会でお会いできることを楽しみにしています。

2025年9月17日

2025年9月17日 敬老の日

 9月15日は敬老の日です。秩父市では町会長や町会の役員の皆さま、秩父市社会福祉協議会や福祉関係諸団体の皆さまのご協力のもと、敬老会を開催しています。13日には熊木町会、14日には近戸・阿保・別所・野坂(副市長代理出席)・久那地域、そして15日には荒川日野・本町・滝の上・大畑・下山田の各町会に出席させていただきました。皆さまが元気に集い、和やかなひとときを共有してくださいましたことに、心から感謝の気持ちを感じています。いつも温かなご協力をいただき、地域の絆づくりに欠かせない存在であることを改めて実感しました。

 現在の秩父市の人口は9月1日時点で56,534人。そのうち65歳以上の方は20,856人、77歳以上の方は10,111人であり、長寿社会を支える皆さまには特に敬意を表します。皆さまのご健康とご活躍が、秩父地域全体の活力を支える原動力です。人生100年時代を見据える中で、健康寿命を延ばし要介護期間を短縮する取り組みはますます重要となってまいります。私たちは健康づくり・福祉施策の充実を着実に進めてまいります。

敬老会

 先月の市長タウンミーティングでは「シニアライフ」をテーマに開催しました。市民の皆さまの声を市政に反映させ、より良いシニアライフの実現を目指していきます。私は二児の父として秩父で家族と暮す中で、次世代のために何ができるかを常に考えています。シニア世代が健康で豊かな生活を送るとともに、若い世代が未来に希望を抱ける街づりに全力を尽くします。

 最後に、敬老会に参加してくださった皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。今後とも秩父市を支え合い、共に歩んでまいりましょう。皆さまのご協力と温かな交流が、つねに市政の原動力です。これからも地域の皆さまと力を合わせ、皆さまが安心して暮らせる街づくりを推進してまいります。
荒川

2025年9月17日

2025年9月16日 渋沢MIX訪問

saitama

 先日、渋沢MIXを訪問し、その後、さいたま市の清水市長と面会しました。これまで、秩父市とさいたま市は荒川の上下流域に位置する自治体として交流を重ねてきました。荒川流域連携や森林環境譲与税の活用方法などについて意見交換しました。今後は、県産木材の活用をはじめとするさまざまな分野で、さいたま市との連携を一層強化し、お互いの魅力を高め合いながら地域の発展につなげていきたいと考えております。

また、さいたま市、秩父市、川越市の3観光協会は協定を結び、観光や商工業の振興など幅広い分野での連携を進めています。秩父地域の魅力をより多くの方に知っていただく機会を増やすとともに、荒川源流の森林についての理解を深める活動にも力を入れていきたいと考えております。

渋沢mix

 渋沢MIXは、出会い・つながり・共創を体現する拠点です。清水市長との話では、地域活性化についても意見交換をしました。渋沢MIXとも連携しながら、新たなビジネスやアイデアの支援を積極的に進めていきます。

 秩父市には、まだ多くの可能性が眠っています。これからも秩父地域の発展を目指し、共に盛り上げていきましょう。

2025年9月16日

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